学びの効果的な方法 その2
前回お話したように、
効果的な学びの方法は、
大きく分けて次の3つでした。
① 体験する
② モデルを真似する
③ 知識を見たり聞いたりして覚える
今回は③の
「知識を見たり聞いたりして覚える」
についてです。
意識を見たり聞いたりして覚える典型が、
学校での授業です。
先生が黒板に書いたことを見て、
先生の話を聞く。
いわゆる「教わる」スタイルです。
ところが、この「教わる」スタイルも
少しだけ方法を変えると、
もっと効果的に学んだことが
定着するようになります。
それは、
「教える方と教わる方を入れ替える」
という方法です。
例えば、何かの座学の講座を開催しているとき、
受講生が受講内容について説明する場面を
設定していきます。
こうすると、受講生も
真剣に聞いていないと説明ができませんし、
定着度が高くなるため、講師も楽になります。
また、受講生間でのコミュニケーションが発生し、
チームワークもよくなっていきます。
授業や社内研修など、
座学の講義を行う場合に、
このようなちょっとした一工夫で、
講座の満足度が高まっていきますよ。
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